ホーム お役立ちコラム 就活の業界研究・企業研究ノートの作り方やまとめ方、ファイリングテク
公開日:2019.01.30
就活の業界研究・企業研究ノートの作り方や
まとめ方、ファイリングテク
「就職活動のために、業界研究ノートや企業研究ノートを作りたい」と考える方の中には、「どんな風にノートをまとめれば良いのか分からない」という悩みを抱えている方もいると思います。
そこで今回は、就活の業界研究・企業研究ノートの作り方やまとめ方、ファイリングテクについてご紹介します。
業界研究と企業研究の違い
業界研究とは?
「自動車業界」「鉄鋼業界」「マスコミ業界」など、各企業をジャンルとしてまとめたものです。業界研究とは、業界の現状や各企業に関する情報などを調べ、将来の動向を測ったり変化を予想したりすることを指します。
企業研究とは?
一方、企業研究とは個々の企業単位で会社の概要や沿革、事業内容や実績などについて詳しく調査することを指しています。
業界研究、企業研究をする目的
業界研究や企業研究は、就職活動をする上では欠かせないものです。業界研究は業界の動向や複数の業界を比較することに役立ちますし、企業研究をする上でも業界研究の成果が重要な情報になり得ます。
企業研究の目的は、主に応募を検討中の会社に関する情報を詳細にリサーチし、実際の就職活動に役立てることにあります。このとき、業界研究が先に行われているとその情報を基に同業他社との比較も容易になるため、業界研究と企業研究では業界研究から先に行うことがおすすめです。
業界研究ノートの作り方・まとめ方
業界研究ノートを作成する際には、調査した下記の業界ごとに以下のように項目を設け、まとめておく方法がおすすめです。
・業界の名前(金融業界、旅行業界など)
・業界に関する特徴
・業界の規模
・その業界にカテゴライズされる主な企業
・業界の現状
・業界の将来について
・業界が抱えている課題や問題点
・関連する他の業界について
・研究で得られたものや感じたことなど
業界を研究するうちに、就職活動において志望したい企業が見つかる場合もあります。また、業界研究をする場合は志望する業界1点に絞らず、関連がある他の業界にも目を向けてみましょう。
企業研究ノートの作り方・まとめ方
企業研究をする場合、同じフォーマットに基づいて複数の企業を研究することで、それぞれを比較検討しやすくなるという利点があります。各企業について以下の項目を設け、まとめてみましょう。
・企業の名称
・属する業界
・主な事業内容
・企業の代表者名
・企業の沿革(社史)
・企業理念や経営理念
・本社の住所
・各支店や事業所の場所
・電話番号やメールアドレスなどの連絡先
・主な労働条件
説明会などを訪ねたタイミングで、上記の情報を早めにノートにまとめておきます。企業について、その後さらに詳細が分かった場合に書き足せるよう、スペースやページを空けておくと役立つでしょう。
資料のファイリングテク
自分で作成した業界研究・企業研究ノートや、会社説明会でもらった資料などはきちんと整理しないと、煩雑になり見づらくなりがちです。
資料やノートをファイリングする際には、以下のことに気をつけて早めに整理しておきましょう。
1.不要品や不要な資料はすぐ処分する
資料の中には、入っていた袋や無関係のチラシなど、不要なものも数多くあります。それらは、資料をもらって帰ってきた日のうちに処分しておきましょう。
2.すぐに分類し、整理しきれないものは「未整理ファイル」にまとめる
資料をもらって帰ったら、整理を後回しにせずすぐに行いましょう。
資料を整理・分類したとき、「今はまだ整理できない資料」などが混じっていた場合は「未整理ファイル」を作ってそこに一時保管しておきます。
各企業や業界ごとにファイリングすることは大事ですが、未完成の資料や廃棄を即断できないものもあるでしょう。それらを、柔軟にまとめられるファイルを別途作っておくと役立ちます。
おわりに
今回は、就活における業界研究や企業研究の概要やノートの作り方、資料整理のコツなどについてご紹介しました。
業界研究ノートは志望先の選定や各業界の比較検討に役立ちますし、企業研究ノートは志望先への応募書類を作る際の志望動機や自己PRの記入にも一役買ってくれます。就活対策には、業界や企業を詳しく知ることが欠かせません。ぜひノートを作っておき、企業選びや内定獲得対策に活用してみましょう。
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