ホーム お役立ちコラム 今さら聞けない!名刺交換のタイミングや順番など名刺交換の仕方とマナー
公開日:2017.08.25
今さら聞けない!名刺交換のタイミングや
順番など名刺交換の仕方とマナー
ビジネスパーソンであれば日常的に行う名刺交換。初めて会う相手に自己紹介をする重要な場面です。名刺交換の仕方をしっかりと覚えて、相手に好印象を与えられるようにしましょう。
今回は、名刺交換の一連の流れやマナー、相手に好印象を与える方法についてご紹介します。
名刺交換の基本的な流れとマナー
名刺入れは、胸ポケットやかばんなど、すぐに取り出せる場所にしまっておきます。渡す順番は、基本的には「目下の者から」がマナーです。目下の者が相手に歩み寄り、先に名刺を差し出します。
名刺は片手で持って、もう片方の手を軽く添えるようにします。そして、自分の胸の高さから相手の胸の高さに向かって差し出してください。軽く会釈をしながら、自分の会社名と名前を伝えます。
自分が目下であるにも関わらず名刺を出すのが遅れてしまった場合は、すぐに「申し遅れましたが」と一言添えて差し出しましょう。
相手が名刺を差し出したら、同様に軽く会釈をして「頂戴いたします」と答え、両手で丁寧に受け取ります。このとき、相手の会社名やロゴには触れないように注意しましょう。受け取ったら名刺に目を通し、漢字の読み方が分からない場合はその場で確認してください。
名刺を差し出すタイミングが相手と重なった際は、右手で自分の名刺を差し出し、左手で相手の名刺を受け取ります。このとき、謙虚さが伝わるように名刺を差し出す位置を相手よりも低くしましょう。
受け取った後、名刺はすぐにしまわず、相手に合わせるなど状況に応じてしまってください。また、名刺交換は役職の高い人から順に行います。すぐに役職が分からないときは、部屋に入る順番や話し方などから判断すると良いでしょう。
名刺交換のときの注意点
名刺交換をする前に、名刺が曲がっていないか、汚れていないかも含めて、相手に渡せるきれいな名刺が手元にあるかどうかを確認しておいてください。
名刺を切らしている場合はお詫びをし、口頭で自分の社名と名前を伝えます。後日送り状を添え、自分の名刺を郵送しましょう。
外出先で、名刺を忘れた、または切らしていることに気がついた場合は、印刷会社のセルフサービス店で名刺を複製して用意することもできます。もちろん会社での名刺発注が間に合わなかった場合でも利用できるため、いざというときのために、すぐに名刺を複製できるサービスの利用方法をチェックしておきましょう。
相手に良い印象を与える方法
名刺交換の基本と注意点を押さえたら、相手に良い印象を与えるポイントも知っておきましょう。
1つ目のポイントは、指先を清潔にしておくことです。名刺を差し出すときに、どうしても指先に目が行きます。ささくれや爪の汚れがあると、相手に良い印象を与えられません。相手にだらしないと思われないためにも、日頃から指先をきれいにしておくことを心掛けましょう。
2つ目のポイントは、名刺入れに気を配ることです。名刺交換の際、名刺入れも相手の目に入ります。最近の名刺入れはバリエーション豊富で、さまざまな色や形、素材の名刺入れが販売されています。
自分の好みで選ぶものだからこそ、相手にはそれが印象として残ります。あまりに派手なタイプや貧相に見えるタイプは避けましょう。名刺入れは自分を表現するアイテムです。十分にこだわって選ぶことをおすすめします。
おわりに
今回は、名刺交換の一連の流れと、マナーや注意点、印象を良くするためにしておきたいことについてご紹介しました。名刺交換はビジネスパーソンに欠かせないものです。ただ名刺をもらう・渡すだけの名刺交換で終わらせず、仕事のきっかけをつかむためのツールとして名刺を活用しましょう。
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