ホーム お役立ちコラム 【美大生・Webデザイナー志望】就活用ポートフォリオの作り方・印刷製本方法
公開日:2017.06.07
【美大生・Webデザイナー志望】
就活用ポートフォリオの作り方・印刷製本方法
デザイナー志望の場合、就活で提出を求められることが多いポートフォリオ。ポートフォリオはこれまでの自分の作品を集めたものを指します。自分の得意なこと、できることをアピールできるアイテムといえるでしょう。しかしいざポートフォリオを作ろうと思っても、どのように作ったら良いか分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、就活用ポートフォリオの作り方・印刷・製本方法についてご紹介します。就活で大きな武器となるポートフォリオを制作しましょう。
まずは作品選びから
まず、過去の作品の中からポートフォリオに組み込む作品をピックアップしてください。ここで基本となること、それは「完成した作品であること」と「自信のある作品であること」です。就活の面接時には、提出するポートフォリオを元にさまざまな質問をされます。作品の制作時に込めた思いや工夫した点などについて、自信を持って答えられる作品を選びましょう。
ポートフォリオに組み込む作品の数は、10作品から20作品程度に留めておいてください。アピールしたい気持ちが強いばかりに、あれもこれもと作品を載せすぎてしまうことはおすすめできません。1つ1つの作品の印象が薄くなり、かえって逆効果になる可能性があるためです。
ポートフォリオの構成を決める
ポートフォリオの基本的な構成は、表紙・自己紹介・作品ページ・背表紙です。自己紹介ページには、名前などの基本情報や自己アピール文、持っている資格やスキル、学校名を記載してください。また、インターンやアルバイトの経験について、使用しているツール、WEB版ポートフォリオのURLなどを載せることも忘れてはなりません。また、作品ページには作品タイトルと作品の写真やスクリーンショット、工夫した点やコンセプトを載せましょう。複数名で制作した作品を載せる場合は、自分の担当箇所を明示しておいてください。
レイアウトとデザインを考える
ポートフォリオに掲載する作品や、ポートフォリオの構成そのものが決まった後は、レイアウトを考えましょう。ポートフォリオは自分の作品を採用担当者にアピールするためのものです。分かりやすさや見やすさを意識するよう心掛けてください。
レイアウトを決めたら、いよいよ細かなデザインを決めていくステップに入ります。
レイアウトを考える際に分かりやすさや見やすさを意識することをご紹介しましたが、デザインに関しても同様のことがいえます。デザインをあまりにも複雑なものにしてしまうと、せっかくの作品が埋もれてしまう可能性があるためです。ポートフォリオはあくまでも作品をアピールするためのもの。アピールすべきものであるはずの作品が見づらくなってしまっては意味がありません。また、制作時間やアピールポイントなどの文章を書きすぎるのも避けましょう。
デザインがある程度完成したら、印刷する前に全体を確認してください。画像や文章の端がそろっていない場合は乱雑な印象となってしまうこともあります。画像や文章の端をそろえるなど、細かい部分を整えることも大切です。
印刷・製本する
ポートフォリオの印刷・製本方法としては、大きく分けると2つの方法があります。
1つは家庭用プリンターで印刷し、手作業で製本する方法です。最も簡単なポートフォリオ制作方法は、印刷したものをクリアフォルダーに挟むスタイル。手軽にポートフォリオを作ることができます。
そしてもう1つは、プロの製本サービスを利用して製本する方法です。1冊や2冊作る程度であれば、家庭用プリンターで印刷して自分で製本する方が低コストで済むかもしれません。しかし、クオリティの面を考えるとやはりプロの製本サービスには敵いません。ポートフォリオは就活における武器の1つのため、自分の作品がより良く見えるようプロの製本サービスを利用することも視野に入れておきましょう。
おわりに
今回は、就活用ポートフォリオの作り方・印刷・製本方法をご紹介しました。企業の採用担当者は、ポートフォリオから応募者のスキルや将来性、作品に対する向き合い方などを総合的に判断します。就活においてポートフォリオは非常に重要なアイテムだといえるでしょう。これまでの努力を評価してもらえるような、魅力的なポートフォリオ作りを目指してください。
関連情報
関連するお役立ちコラム
関連する商品・サービス
お気軽にお問い合わせ・
ご相談ください!